戦略には
企業戦略(全社戦略)、事業戦略(競争戦略)、機能別戦略の
3つの階層があり、それぞれ使うフレームワークは異なります。
階層が整理ができていないと、
使うフレームワークを誤ったり、
わかりにくい報告書となっていますので注意が必要です。
鍜治田 良
私は9年間、経営コンサルタントとして
中小企業の問題解決の支援を行ってきました。
これまでの失敗や成功から、
私がコンサルタントとして心がけている7つのことを紹介します。
このコラムは、
現場とのやりとりの中で感じたこと(一次情報)から、
自分なりに考えたことをアウトプットしたものです。
不完全なものであり、
時間の経過とともに変わることをご了承の上、
お読みください。
前回は仕事を受注し続けるためのビジネスモデルを紹介しました。ただ、ビジネスモデルを考えればそれで安定的に仕事を獲得できるのか、顧客から評価を得られるのかと言われると、必ずしもそうとは言えません。
コンサルティングは人と人との関係性を無視して行うことはできません。どんなに理屈では正しくても、相手に納得して実行してもらえなければ、価値を提供したことにはなりません。
顧客が納得し、価値を感じてもらえるコンサルティングをするためにはどうすればよいでしょうか。今回は私が心がけていることを紹介します。
前回は営業の管理方法についてお話しました。今回は内部環境分析の最後として購買や外注、製品開発についての分析・管理手法について解説していきたいと思います。
■診断士のビジネスモデルとは
「頑張って診断士の資格を取得した。将来は独立したいけれど、どうやって仕事を受注すればよいのだろう」
「開業したけれど、なかなか軌道に乗らない。何を変えたらよいのだろう」
独立を目指している方、既に独立開業した方の中にはこのような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
一言に診断士と言っても活動するステージは幅広く、皆さん様々な分野で活躍しています。
反面、他の士業のような独占業務がないため、顧客からサービス内容が理解されにくい側面もあります。そのため、ビジネスの仕組みをつくらないと 継続的に仕事を受注していくことは困難です。
今回は私がどうやって仕事を受注し、そして顧客から評価を得てリピートに繋げているのか、鍜治田流のビジネスモデルを紹介します
今回も改善案の作成について解説していきます。前回、実効性の高い改善案のチェックポイントとして以下の5点を紹介しました。
①具体的な内容か?
②運用が考慮されているか?
③社員が改善案にコミットしているか?
④背伸びした内容になっていないか?
⑤前提と問題を誤っていないか?
今回は上記の③~⑤について説明していきます。