戦略には
企業戦略(全社戦略)、事業戦略(競争戦略)、機能別戦略の
3つの階層があり、それぞれ使うフレームワークは異なります。
階層が整理ができていないと、
使うフレームワークを誤ったり、
わかりにくい報告書となっていますので注意が必要です。
今回も改善案の作成について解説していきます。前回、実効性の高い改善案のチェックポイントとして以下の5点を紹介しました。
①具体的な内容か?
②運用が考慮されているか?
③社員が改善案にコミットしているか?
④背伸びした内容になっていないか?
⑤前提と問題を誤っていないか?
今回は上記の③~⑤について説明していきます。
前回は効果的にヒアリングを行うための手法や、注意すべき思考のクセについて解説しました。今回は業務プロセスの分析手法と複雑な問題に対処するための構造化のスキルについて解説します。
今回からは、「財務分析」について説明していきたいと思います。きちんとした財務分析ができる診断士の方は意外と少ないのが現状です。
しかし、最初に財務分析がきちんと行えていないと、その後の外部環境分析や施策立案も的外れなものになりかねません。そうならないためにはどうしたらよいでしょうか。ここからは私の財務分析の手法をご紹介します。